早速ですがみなさん、次の画像の状態からターンを終了した場合どのように処理が行われるか分かりますか?

画像だけではわかりにくいですが、条件は次の通りです。
- 左のプレイヤーがターン終了ボタンを押す
- ユニットは敵味方含めすべて毒にかかっている
- 左のプレイヤーはガナサダイのパワフルバッジがかかっている
- ターン終了時効果を持つユニットは相手と自分のシドーと自分のゾルデ
- 死亡時効果を持つユニットはラプソーンとともしびこぞう
最近ではシドーや闇のクリスタルといったターン終了時効果を持つユニットが複数場に出ている場面が時々ありますので、バッジや毒などが重なった場合に
どの順番でどの効果の処理が行われるのかを理解しておくと、勝てる勝負が増えるかもしれません。
今回は上記の検証結果と、初心者の方に向けたユニットの出現法則などについて記事にしました。
検証結果だけが知りたい方はこちらからどうぞ!
今回は動画もついておりますので、動画だけでも是非ご覧ください!
【初心者向け】召喚時やターン終了時などの効果発生タイミングの種類
カードに記載されている効果にはその発生タイミングも同時に記載されている場合がありますので、それぞれの違いをしっかり理解しておきましょう。
下記以外にもありますが、主なものとして5つ上げます。
タイミングの記載なし | 常時発動する |
召喚時 | 「手札から直接出したとき」に発動 |
死亡時 | 死亡したときに発動 |
ターン終了時 | ターン終了時に発動 |
ターン開始時 | ターン開始時に発動 |
具体的なユニットを上げてそれぞれのタイミングについて注意すべき点を解説していきます。
タイミング記載なしと召喚時の違い
例)シーゴーレムとサンチョ
まず次の二つのカードを見てみましょう
召喚時あり 記載なし
ともに「におうだち」の効果を持つユニットですが、シーゴレームには「召喚時」の記載があり、サンチョにはありません。
「召喚時」という記載があるユニットは「手札から直接」場に出した場合に発動する効果です。
ほとんどの場合は手札から出すので問題ありませんが、例えばミルドラースというユニットの「5コスト以下のユニットをデッキから1体出す」の効果でシーゴーレムが出た場合

直接手札から出したわけではないので「におうだち」の効果は発動しません。
対してサンチョは「におうだち」が常時発動するのでミルドラースから呼び出された場合でも「におうだち」が付与されます。
ミルドラースのようなユニットをデッキから出すタイプのユニットを採用している場合は、召喚時効果のあるユニットに注意しましょう。
例)シーゴーレムとプラズママウス
また、次のユニットを見てみましょう。
召喚時あり 記載なし
どちらも「味方ヒーローがいる場合」という記載がありますが、シーゴーレムには「召喚時」という記載があります。
初心者(私も時々やりますが、、、)が良くやりがちなミスがヒーローを前提としたユニットをヒーローを使う前に出してしまうというもの。
プラズママウスで攻撃できない・・・?
ヒーロー付けてないじゃん!!!
なんてことはライバルズあるあるでしょう(笑)
やってしまったミスは仕方ありませんが、ここでよく注意してほしいのは、プラズママウスの「速攻」は「召喚時」効果ではないということ。
したがって、
プラズママウスを場に出した後にヒーローを出してもちゃんと「速攻」が付与される
ので、焦らず対応しましょう。
逆にシーゴーレムは召喚時にヒーローがいないといけませんので、後から出しても「におうだち」は付与されません。
死亡時は「消滅」すると発生しないことに注意
「死亡時」効果はその言葉通りユニットが死亡したときに発動します。
第7弾で追加された「消滅」という効果で消されたユニットは死亡時効果が発動しないことに注意しましょう。(これはしばらくやっていなくて最近復帰した方が見落としがち)
消滅させられたユニットはザンクローネやダークドレアムの死亡カウントもされないうえ、復活の対象にもならないので
死亡と消滅が全く異なる点を把握しておきましょう。
【初心者向け】マスを指定できないユニットの出現場所
特技カードから出てくるユニットや復活の杖で復活するユニットがどこに出てくるのかを理解することは非常に重要なことです。
また、この法則は後述のターン終了時効果の際にも出てきます。 一度覚えてしまえば簡単なので、しっかり把握しておきましょう。
Nの書き順通りにユニットが出現する
マスの指定ができない場面でのユニット出現場所は特技カードであっても、ピサロのテンションスキルであっても、復活の杖であってもすべて同じ法則で出現します。

番号の若い順から配置され、すでにユニットが配置されているマスがあればそのマスを飛ばして次の若い番号のマスにユニットが出現します。
Nを書くように出現すると覚えていれば良いでしょう。
ロウやミルドラースが図の④のマスに良く置かれているのは、出てきたユニットでロウやミルドラースをブロックしたいためなんですね。
①にすでにユニットがいる場合は、⑤の位置にロウを置いても②にユニットが出現するのでブロックの形になります。
相手の場に出てくるユニットはこれを反転して考えてください。
【中級者向け】毒とターン終了時効果の優先順位
ターン終了時効果を持つユニットが敵味方を含めて複数体いる場合にどういう順番で処理がされていくのかというと、以下の通り

自分のマスに①から⑥、相手のマスにⅠからⅥを振っています。
自分がターン終了をした場合、①⇒Ⅰ⇒②⇒Ⅱ・・・というように
自分と相手のマスにいるユニットのターン終了効果がN字型に交互に発生します。(相手はN字の反転)
ただし、該当のマスにユニットがいなかったり、ターン終了時効果を持っていない場合は飛ばされ、次に若い番号のマスにいるユニットの効果が発動します。
上の図では実際にどう処理されるかというと
- 自分のマス①のゾルデのターン終了効果
- 相手のマスⅠのシドーのターン終了効果
- ②から⑤はターン終了効果のあるユニットがいないので、⑥のシドーのターン終了効果
という順序になります。
更に複雑な場合の検証
ではさらに、いろいろなターン終了時効果と死亡時効果も合わさるとどのような処理順になるのかが今回の検証です。
検証する効果は以下の通り
- 毒
- ガナサダイによるバッジ
- 自分の場のシドー
- 自分の場のゾルデ
- 相手の場のシドー
- ラプソーンの死亡時効果
- ともしびこぞうの死亡時効果
検証結果
百聞は一見にしかずということで、まずは動画をご覧ください!
処理の順番は以下の通りでした。
- バッジによるターン終了時効果が発生
- 自分⇒相手と交互にターン終了時効果が発生
- ターン終了時効果を持つユニットが複数いる場合はN字の右上から順に発生する(ユニットが出現する優先度と同じ)
- 毒によるダメージも味方⇒敵の順でN字型に発生
- 死亡時効果がN字型に発生
死亡時効果が最後に発生することはご存じの方が多そうですが、バッジが最初に発動することや毒が敵味方交互である点などは知らなかった方も多いのでは?
シドーは相手のターン終了時に回復するという性質上、どこに配置するかは非常に大事であることがわかります。
結局どういうときに注意するべきか
例えばこの場面(今は相手のターンです)

現状では相手側シドーの終了時効果で味方側シドーが倒されてしまいますが
もしも相手側シドーがひとつ下のマスで、その上のマスにターン終了時効果があるユニットを配置してしまうと、味方側シドーの回復効果が先に発生するため次ターンまで生き残ることができます。
シドーの他にターン終了時効果を持つユニットがいる場合は、その配置に気を付けないと痛い目を見るかもしれないということです。
現在は相手のターン終了時に効果が発生するユニットは少ない(グランプリならシドーだけ?)ですが、今後そのような効果を持つユニットが増えた場合は押えておくべき知識になるでしょう。
死亡したユニットのターン終了時効果も発生する
また、毒の効果はターン終了時効果より後の処理なので現状あまり気にする場面は多くありませんが、
ターン終了時効果は死亡した後も発生する点に注目

上の場面では相手シドーのブレスによってHPが0になったシドーのベホマが発動しています(シドー自体が死亡している扱いなのでHPは回復しません)
これが例えば「相手のターン終了時にリーダーのHPを回復」という効果であればリーダーが回復していたでしょう。
面白い現象ではありますが、実は現状これを活かす場面はグランプリにはなさそうです。
毒はユニットの効果より後に発生しますし、自分のターン終了時に敵味方含めてダメージを与えるユニットは現状グランプリにはいません。
マスターズであればエスタークというユニットがいます。
この現象は次の動画で確認することができます。
見ない現象とはいえ覚えておいて損はないでしょう。
まとめ
- ユニット出現法則と効果処理法則のどちらもN字型に発生
- ターン終了時効果は自分⇒相手の順に交互に発生
- バッジ⇒ターン終了時効果⇒毒⇒死亡時効果の順に発生する
- ターン終了時に死亡したユニットのターン終了効果も発生する
上記以外にも発生しうる効果があれば、それについても検証してみたいと思います!!
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